スタッフブログ
英語嫌いだった男120日の留学へ ~Part 3~
皆さんこんにちは
セブ島英語学校Stargate(スターゲート)の学生アシスタントスタッフのKENです。
怒涛のスタディロード120日の記録です。今回は留学3か月目の記録をお届けします。
※スタート~1か月目の記録はこちら
※2か月目の記録はこちら
前回を振り返り
結局前回のテストで、レベルはそのままで変わらなかったものの、英語に対する意識変化、少しでも伸びているという実感がありました。勉強嫌いな僕に何が起こったのか、とても不思議な感覚でいたのを覚えています。そして次のテストでは絶対にレベルアップするんだという意気込みでした。
3か月目に突入して学校にもだいぶ慣れてきます。一部の生徒からは長老とよばれるくらいです。留学の間、長いこと学校に滞在すればするほど、仲良くなった生徒との別れもたくさん経験します。
今回、どういうわけか留学を決意して、セブの小さな学校で出会って、同じ時を過ごし、お互いの経験や思い出を共有してきた友との別れです。これも留学の醍醐味のひとつです。何かの縁ですね。
当校では毎週金曜日に卒業式を実施しています。各々、学校生活でのこと、授業のこと、プライベートのことなどを最後に英語でスピーチします。あとはダンスをしたり、歌を歌ってみたり。感謝の表現の方法は人それぞれです。
↓ 卒業式のようす(卒業生スピーチ)
↓ 英語で歌をうたう卒業生と先生
いままでたくさんの卒業生を見送ってきました。そしてこれからも。
ゲーム感覚で学べる英語学習法
さて皆さんは『Riddle』というものをご存じでしょうか。
そう、日本で言うところの『なぞなぞ』です。ほとんどルールは一緒なのですが、英語の質問に英語で答えるというのは思いのほか難しいです。
考え方も少し違いますし、ものによってはジョークまじりな質問もあったりします。いくつか見ていきましょう。実際に授業で使用したものです。日々の授業に疲れた時など、先生が気を利かせてアクティビティーを用意してくれます。
↓ Riddleで英語学習 1
答えわかりますでしょうか?
↓ Riddleで英語学習 2
難しいですよね。日本でもそうですが解けたときは、とても『スカッと』しますよね。そんな感覚です。楽しみながら英語を学べるっていいですよね。一石二鳥ではないですか。
続きまして『Tongue twister』の紹介です。皆様、ご存じでしょうか?
そう、そこのあなた。ご名答!
『早口言葉』なのです!!
誰でも一度は経験あるのではないでしょうか。
英語では『Tongue twister』と呼ばれ、人々に親しまれています。
↓ Tongue twister で英語学習 1
とても難しい(笑)
発音(Pronunciation)、Readingの練習にとても役立ちます。僕が思うに、口の体操にもってこいの英語学習法です。不思議なことにTongue twisterを数回行った後に、Readingの練習をするといつもよりスムーズに読めたりします。朝一番でやるのは準備体操という感じでいいのかもしれませんね。
あるとき僕が『R』、『L』の発音が苦手なのを知った先生が、それに特化したものを用意してくれたのです。とてもありがたかったです。
↓ Tongue twister で英語学習 2
スムーズに読めましたか?
日本の早口言葉でもタジタジなクオリティの僕なので英語となると、たくさんの練習が必要なような気がします。
最後にボードゲームの紹介です。
皆さん、『スクラブル(Scrabble)』って聞いたことありますか?
スクラブル(Scrabble)とは、アルファベットのコマを並べて点数を競う、欧米で大人気のゲームです。ボキャブラリーの練習にもなりますし、スペルに自信がない方はゲームをしながら再確認することもできます。子供でも十分に楽しむことができます。
結構頭使いますし、誰でも気軽に楽しめるのでオススメです。
↓ 単語を作って点数を競う
ゲーム感覚で学べる英語学習法を紹介しました。
日々の学習に疲れた時などにはとても最適です。この他にもまだまだあります。
英語学習について(Reading編)
Reading学習で悩んでた時期は全然文章が頭に入ってこなかったんですよね。そこで試してみようと思ったのが、『小説を読む』ことでした。幸い、僕は日本にいる時から本を読むことは好きだったので、特に抵抗はありませんでした。ただ、英語の本を読むって難しくないですか?なんか特に最初は英語の文に対して、拒否感があるんですよね。
僕の場合は少しでも楽しみたい、理解したい、というところを重要視していたので、悩んだ挙句、こんな本を買ってみましたよ。
↓ セブの本屋さんで購入しました。
そう、子供向けの本です。ただ、ここでも自分のプライドが邪魔をします。もう大人なのだから、難しい小説とかを読むべきだとルールを作ってしまいがちです。結果、難しくて結局飽きてしまって、本棚の奥に眠っているということも。
子供向けの本は比較的、単語が分かり易いのが多いし、内容もスッと理解できるので、僕に向いているんじゃないかと(本当はディズニーとかがよかったけど売っていなかった)。
知らない本だったのですが、読んでみるとこれが不思議なもので面白いんですよね。面白いと感じたことは僕にとってとてもプラスでした。内容が理解できてるから面白いと感じることができて、結果的に英語学習モチベーション維持につながりました。
いくら簡単、子供向けの本だと言っても、もちろんわからない単語がでてくるので付箋を貼って工夫していました。
後日先生に『本を買って英語学習をしている』と伝えるととても喜んでくれて、新たな本を貸してくれたのを覚えています。
お、これは、なんか知ってるぞ。『リトルプリンス』ではないですか!!(まあそこまで詳しくは知らなかったのですが)とても重宝したのを覚えています。ありがとうございます!
↓ 絵がところどころ入っていてとてもわかりやすいです。
何事もステップアップが重要だと思います。英語初心者がいきなりネイティブの大人が読むものを理解できるはずがありません。早く自分が思い描く理想に近づきたくて、真似をしたくなる気持ちも痛いほどわかります。僕もそうでしたから。
自分の身の丈を知ることはとても重要だということに気づきました。なかなか難しいものですけどね。初心に戻って新たな気持ちから始めることが出来れば意外とゴールは近いのかもしれません。もし早く気付くことができたら、今思えば僕の英語も早く伸びていたんじゃないかなとは思っています。まあ想像ですけどね。
Phrasal Verbs (句動詞)
Phrasal Verbsとは、動詞+前置詞(副詞)で構成されていて、日本語で言うところの『熟語』とよく似ています。普段使っている動詞にスパイスが加わることによってまったく違うものに変化します。英語を日常的に使っている地域では、このPhrasal Verbsをよく使ったりします。なので理解しておいた方が会話のバリエーション広がります。
例をいくつか紹介しましょう。こちらをご覧ください。
↓ Phrasal Verbs 1
◆Today’s Phrasal Verbs◆
【fix up】
to arrange (something)e.g. We have fixed up a meeting of the club for next week.
— スターゲート語学学校 (@Stargate_Global) August 29, 2019
【fix up】 to arrange (something) e.g. We have fixed up a meeting of the club for next week.
fix+upでまた違った意味合いになりました。
↓ Phrasal Verbs 2
◆Today’s Phrasal Verbs◆
【agree with】
to say the same as (someone or something), to have the same opinion as (someone)e.g. I agree with you that something must be done.
— スターゲート語学学校 (@Stargate_Global) September 3, 2019
【agree with】 to say the same as (someone or something), to have the same opinion as (someone) e.g. I agree with you that something must be done.
こちらagree+withで、実際会話で重宝する熟語になりました。
いかがでしょうか?
動詞だけ覚えていても前置詞との組み合わせで形が変化して、意味が変わるのでPhrasal Verbsはとても重要であることがわかりました。
この他にも、山ほどPhrasal Verbsは存在します。全部覚えるというのはなかなか難しいものです。ただ、look、getなど簡単な動詞+(何か)など簡単なものから始めてみてもいいのかもしれません。日常で特によく使うものです。
覚えておくと、便利なものばかりです。会話の幅がグッと広がります。
ナチュラルな表現が可能になります。
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そして迎えた月間レベルテスト
今月もテストの時間が来ました。テストに向けて勉強しているわけではありませんが、自分の実力が目に見えてわかるので、結果を知るのはとても楽しいです。
今回もテストを受けました。
さあ、気になる結果は。
その結果は、、、
なんと、、、
レベルアップしました!!
レベル2→レベル3です。
↓レベル3(レベルは1~6段階)
テストの結果がすべてというわけではありませんが、僕は高校以来テストなんて受けたこともなかったので、成績があがるということは嬉しいことなんだと再認識します。当たり前のことが当たり前に嬉しいです。
英語スキルが改善されてると思うと、勉強してきてよかったと感じることができます。留学にきて良かったなと。ただ全然満足していなかった自分がいました。まだまだ英語学習の船をスタートさせたに過ぎないと。行くべき島はまだまだあるし、寄り道すべきところや、出会うべき人、色々と経験を積み上げながら次に進もうと思います。時には嵐が来るときもあると思います。
まあ、沈む気はさらさらありませんが。
3か月を終えてみて
3か月と聞くと、どうでしょう。
留学にしては、『長いな』と思う人もいるかもしれませんが、僕にとってはとても短かったです(個人差あると思います)。というのも今だからこそ言える部分も大きいですが、充実していたからこそだと思っています。
それこそ、初めての土地にきて慣れないまま留学が始まり、普段出会う人とはまた違ったいろいろな人に出会い、慣れていない第二言語を学ぶわけですからね。周りの友人には心から感謝しています。
1日1日が一瞬で、『え、もう3か月経ったの?』って感じです。なので無計画でくるのも、勢いがあってとてもいい思いつきだとは思います。勢いや情熱も本当に重要ですからね。ですが、具体的な目標は常に持っていたほうがいいと実体験を通じて感じることができました。とりあえずここまでは勉強、勉強の毎日で土台つくりがとても大変でした。
何度も言うようですが、勉強のしすぎで頭がおかしくなるんじゃないかと思っていましたが、ある時を境に英語学習が毎日の習慣に変わっていました。毎日歯を磨いたり、シャワーを浴びたりすることのように、英語学習が生活の一部になっていたのです。
英語が嫌い(というか勉強がきらいだった)→やることが当たり前のようになってきました。これはとてもいい傾向です。習慣化のススメです。これにより毎日続けることに成功し、少しずつ英語基礎のベースができてきたんじゃないかと思います。
さあ、こんな調子で英語習得なんてできるのか、自分との闘い。
次回、遂に最終回!どこまで英語が身近な存在になったのか。