スタッフブログ

英語嫌いだった男120日の留学へ ~Part 2~ 

皆さんこんにちは

セブ島英語学校Stargate(スターゲート)の学生アシスタントスタッフのKENです。
怒涛のスタディロード120日の記録です。※スタート~1か月目の記録はこちら

2か月目

2か月目に入ると学校にも慣れてきます。とても快適に過ごせるようになってきます。

学校では定期的に合同イベントを行っています。

↓先生と生徒でのイベントの様子(学校の屋上にて)

僕は当初の予定は2か月間の留学でした。しかし1か月がちょうど過ぎたあたりで、英語を学ぶことの楽しさというのを実感してきました。

それと同時に、自分の英語能力の改善のなさも同時に実感していました。(個人差あると思いますが)あるときから“留学期間を延長したいな” そう思うようになってきました。

勉強嫌いな僕にいったい何が起こったというのでしょうか

そのとき、僕よりも留学期間が長い生徒に『延長したいんだよね』と相談したら、とても喜んでくれたので決めました(笑)学校にもまだ空きがありましたので無事延長できました。

今までロクに勉強なんかしてこなかったので、この感覚は不思議なものでした。英語に魅力を感じ始めたのです。

英語で授業を受けることにも慣れてきました。

↓文法学習の様子

 

休みの日とか

基本的に午前中は学校にこもって、夕方以降になったら夜ごはんを食べに行くとか、飲みに行くとかという感じでした。映画を見に行ったりもしました。トイストーリー4、ライオンキング、色々体験できました。

こっちでみる映画240ペソ(約500円くらい)です。安いんですよね。(金額は場所にもよります)

ただ字幕はありません(笑)音声英語のみで英語の勉強をしに行くっていう感じでした。英語スキルのない僕にとって最初はなにも理解できずでした。あー、これ理解できたらカッコいいなって思っていました。

留学で出会った人とこうして外にでたり遊びに行くというのはとても新鮮で、勉強の疲れを癒してくれるほどでした。

授業で分からなかったことをシェアしたり、教えてもらったり。学校には日本人留学生がとても多いです。台湾人留学生もいます。時々ベトナムからの留学生も。

↓ルームメイトとピザを食らう

一緒の部屋は全員日本人だったので、出かけたりも日本人同士は多かったですね。英語をもっと使うために台湾人留学生など日本以外の生徒とも積極的に出掛けてもよかったかなとは思ってます。

日々の学習

平日は8時から6時までは授業をとっていました(僕の場合ですが)。2時間の空き時間が毎日あって、あとは授業って感じでした。僕はこれまで、大学にも行ったことはないし、こんなに1日中勉強した記憶もありませんでしたので、頭が爆発するのではないかと時折、心配になりました。爆発はしなかったですけどね。

 

近くのお気に入りの珈琲屋さんでチルタイム

 

僕の場合、1日2時間の空きがあったのですが、そこにも授業を追加したいと思い、授業を1コマ追加したのを覚えています。あの時は本当に勉強に飢えていたのかもしれません。

でも実際には休息はとても大事です。何かがパンクします(笑)

ときどき、勉強に疲れたら外をうろつきます。

↓学校の近くに出現する天ぷら?屋さん(なかなかローカル感がある)味Good!!

珈琲屋さんの店員さんと仲良くなり一緒に食べに行きました。

休憩は大事です。

休息中に脳があらゆるものを整理して記憶するともいいますしね。

 

2か月目、テストを受ける

月に1回学校でテストを行っています。自分がどれだけ成長したかを測る一つの指標ではあります。

月末になり毎月恒例のテストの時がやってきました。

 

テストの結果は、、、

なんと、、、

 

 

僕は、、

 

 

レベル2のままでした!

 

ただ、、

Reading,Listening,Speaking,Grammar&Vocabularyの4つの項目から成り立っていて、グラフとして可視化されています。確認してみたところSpeakingの項目とListeningの項目は確かに改善されていました!

海外へ留学に来た甲斐あって、本当に耳は慣れたなと感じていたのでとても嬉しかったのを覚えています。レベルはそのままでしたけど、改善があったいうことだけで僕にとっては大きな進歩でした。

友達とのやりとり

日本人の友達が多かったのもあり、日本語を使いがちになっていた僕は授業以外で英語を使う機会を増やせないかと思い、日本人同士で時々英語を使ってみようと考えました。

仲が良かった生徒に提案してみました。授業の終わりに30分くらいでいいのでフィードバックをしてみるのです。

例えば、授業でこんなことがあったとか、難しかった授業でのニュースのトピックを英語で共有してみたり。

普段日本語で会話しているのでとても新鮮で、お互いの間違いなども日本語を使えるので指摘しやすいと思います。時に『お、使えそうな言い回しあるね!!』ってな発見があります。

↓ホワイトボードを使って気になった単語などを書いてみたり

日記のススメ

僕は文法(Grammar)がとても乏しかったのを覚えています。現在もまだまだですが(泣)TOEIC 満点日本人講師が教えてくれるグラマー動画を視聴してはいましたが、勉強してこなかった僕にとっては中学3年間を取り戻すのはとても長い道のりでした。

そこでまず考えたのは『日記』でした。一番最初の授業の先生にお願いして、前の日に起こった出来事などを日記に書いて、時制や、スペルミス、文法などをチェックするというやり方です。

皆さん日記って書いてますか?

 

最初は何を書いていいか全然わかりませんでした。内容がなにも思いつかないのです。日本語で書くこともしてこなかった僕にとって、英語で書くなんて難しすぎる。迷った挙句、当たり障りない内容から始めることに。

↓僕が実際書いていた日記の一部(とても恥ずかしい)

ただ毎回先生が添削してくれるので、次回からはこの間違ったところを気をつけようとか、ここが間違った原因なんだと自分一人では気づかなかったことに気づくことができます。これ、とても効果的です。

これも続ければ続けるほど効果があります。

継続は力なり

有名な言葉がありますね。結論から申し上げますと、継続=力なのです。最近僕も歳を重ねていくと気づくことが多々あります。

僕が以前お世話になっていた人生の先輩も、『継続が一番単純で地味、これ一番難しい』と言っていました。最近その意味が痛いほどわかることがあります。

人々は目標があると思います。憧れている人、好きなものがあって物事をスタートさせるのですが、最初は当初の情熱ややる気でどうにかなります。とても楽しいし、最高でしょう。最初はとても激しく燃えているのです。

ただ途中、かなりの確率で障害が起こります。”つまらなくなった” ”自分なんかだめだ”といった内面的な障害。他に好きなものができた、テレビなどついつい見続けてしまうなど外面的な障害。

結果として途中でやめてしまったり、やらなくなってしまったりという例は多くみかけます。僕もその中のひとりではありました。何をやっても続かない、飽きてしまう。昔からそうでした。

ここで言えることは嫌なことを嫌々継続することが必ずしもいいとは限りません。他にやりたいものがあればそれに人生、そして自分の時間を費やすべきだと僕は思います。

自分がやりたいことをやるべきだと思います。やりたくない事に時間を割くのも何か少し違うような気がします。

ただ確かに言えることは『継続は力』なのです。

もうひとつ例をあげましょう。筋トレやダイエットも同じ感覚だと気づきました。トレーニング始めた当初は燃えに燃えています、自分の感情がです。この情熱の熱量で脂肪も燃えるんじゃないかと勘違いするくらいです。

しかし実際続けていると、筋力がなかなかつかなかったり、見た目が変わらなかったりと悩みは尽きません。

“ほんとにトレーニングしてるの”と周りからなじられます。ただ実際自分の身体の中では常に変化が起こっていて、外に結果として現れてきていないだけなのです。

確実に変化はしています。それでもあきらめずにトレーニングを続けていると、あるときから急に変化が起こります。

その変化が起こる前に飽きてしまったりだとか、やめてしまったりというのが多いのかもしれません。

もちろん個人差があって1か月で変化が起こる場合もあるし、半年かかる人だっていると思います。結果が表れないからといってすぐにあきらめずにじっと耐えることが鍵になると感じます。

好きなこと、自分の時間を費やしてもいいと思えるようなものに出会えたなら突き進みましょう。僕はそう思います。

耐え続けるのは時に地味で、周りからみたら、“結果がでないくせに何やってんだ” ”いい年して”って罵られることもあると思います。耐えましょう。自分を信じて。僕もまだまだなのでいつかを夢見て耐え続けること目標にしています。

不思議なことに馬鹿にされたりっていうマイナスな面はあるのですが、陰の努力を応援してくれる人、サポートしてくれる人が自然と現れます。これはとても不思議な感覚です。

絶対に花は咲きます。最後に笑えたら素敵じゃないですか?
辛かった、地味なプロセスを一蹴できるほど笑えたら。

どんなに些細なことでもいいから毎日続けることが何事も問題解決につながると信じています。

 

僕が好きな日本のHip-Hop アーティストの曲の1節を紹介します。

例えばな、1日1cmずつ進む、5日で5、1年で365、キャリア5年で18m25ものスコアを叩き出すことができるって寸法だ (流 / Ill-Beatnik)

 

比べない大切さ

英語学習を例にとって説明します。僕が実際に体験したことです。

留学に来てみるといろいろな人がいます。僕は英語がまったくわからなかったので、僕の周りは僕より英語を喋れる人が沢山いました。

例えばグループクラスなどでそういう人たちと一緒になるとみんな僕より全然流暢に話せるので、すごいなという気持ちと、悔しいなという気持ちを抱いていました。

そのときとった行動は、思わず『真似』をしてしまう自分がいました。自分は彼らと同じく喋れるんだと過信して、相手に合わせるように会話のスピードをあげます。何を言っているのか自分でもわからなくなるくらいです。挙句の果てには文法もめちゃくちゃです。

相手の会話を理解していないのに聞き返すこともせず、“分かったふり”をするようになります。今思うと、とても恥ずかしくて、会話している相手に対して失礼な態度をとってしまっていたと思います。

例え話せなかったとしても、自分を信じて、相手に誠実な態度で挑めば絶対伝わると僕は思っています。

自分には自分のペースがありますし、学んできた期間も違うので、自分のテンポを崩すべきではないと学びました。自分のできることをできる範囲でやりましょう。結果はあとから必ずついてきます。

長くなりましたがに同じく怒涛の2か月目を終えました。

この2か月間は実に悩んで、誰かに相談して、そして自分と向き合ってきた2か月間だと感じました。勉強嫌いな僕でしたが英語学習が楽しくなってきました。

うまくは伝えることができませんが、楽しさに変わるときが来るんですね。テストの結果はそこまで変わらなかったけど、なんとなく“英語学習の外枠”がつかめたような気がします。

さあ、こんな調子で英語習得なんてできるのか、自分との闘い。


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