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【後編】日本人マネージャーTOEIC満点獲得!~TOEIC対策について~

こんにちは。セブ島英語学校Stargate(スターゲート)のマネージャー、Chihayaです。

前編に引き続き、TOEIC満点を取った当校マネージャーAyakoさんへのインタビューをまとめました!

TOEIC受験歴について教えてください。

私はTOEIC公式試験はすべてフィリピンで受けています。
マニラで2回、セブで3回です。

初めて受けた時は高校生で、630点くらいだったかと思います。
次に大学進学前に受けて840点でした。

その後10年くらいブランクがありまして、久しぶりに受けたのが2018年2月で結果は950点、翌3月には970点でした。

970点を取った際に、当時のスターゲートのマネージャー、ユミさんがTOEICについて書いてくれた記事がこちらです。↓

TOEIC970点の日本人マネージャーから試験対策アドバイス

それからまた1年経ち、自分の中で当分はこれで最後、と決めて臨んだのが2019年3月でした。
手応えとして、980点くらい取れていたらいいなと思っていたら990点で、びっくりしました!

TOEIC勉強法&解き方のコツについて、アドバイスはありますか?

学生の頃は、問題を理解しようにも単語力が足りなくて全体的によく分からず、当てずっぽうで答えている感じでした。
試験前は、TOEIC頻出単語帳で、毎日通学や就寝前など隙間時間を使って何度も見て覚えていました。

スターゲート職員としてTOEICの勉強を再開した2018~19年にかけては、試験直前にTOEIC模試をとにかくたくさん解いてしっかり見直すことに注力しました。

間違えるところはほぼケアレスミスでしたので、いかにそれをなくすか、早く正確に解くための集中力を鍛えることを意識して、試験10日前から、苦手な(笑)早寝早起きに取り組み、生活習慣を整えるようにしました。

リスニングテストは大体8:30くらいから始まる(注:集合はその1時間前です!)ので、テスト開始3時間前までに起床し、毎日TOEIC模試を一つ解くようにしました。

自分で模試を解くときは、分からない単語(あやふやなものを含む)を回答用紙の空欄にメモしておいて、あとで調べて何度も見直し、覚えるようにしていました。

ただ、本試では、専門用語が分からなくても内容から類推できることがほとんどなので、知らない単語が出てきても動じない、と決めていました。

TOEICを解く際の心構えは、
4択(※リスニングは3択もあり)のうち、1つが正解であることを、
消去法ではなく理由付きで証明できるくらい自信をもって選ぶこと、
そして他の3つが間違いである理由も言えたらなお良し!

本当にそれが正解と言えるのか、ちょっと斜めから疑う気持ちも必要だと思います。
ひっかけ問題も、結構ありますから。

リスニングは、一度しか聞けないので、あがり症の私にとっては、自分のペースで解いていけるリーディングよりも緊張するパートです。

まず基本ですが、疑問詞を絶対聞き逃さないことですね!
そして、ちゃんと聞き取れなくて答えが曖昧な問題があっても、あせらず次に向かうこと。
分からない問題があると一瞬脳内がフリーズしますが、なんであれ次の質問は待ったなしに来ますので、引きずらないことは本当に大事だと思います。

特に、リーディングの最初のパート5はスピード重視です。
知らない単語や文法だったら、そこに時間を取っていくら考えても、間違える可能性が高いので、、。
そこで煮詰まって貴重な時間を使うよりは、後ほど(パート6と7の英文を読んで、しっかり“英語脳”になってから)戻って、別の角度から冷静に考えるとわかることもあります。

「うーん、ちょっと分からない。でも(時間が余れば)後から戻れるから大丈夫。一番可能性が高いのを選んでおいて、次に行こう!」と潔く進めるのがお勧めです。

ちなみに、本試では問題用紙へのメモ書きは禁止なので、私は回答用紙に薄めにマークしておきます。

読解のパート6と7を解くときも同様に、分からない問題は後から再考できるようにしておくと、気持ちが楽ですし、戻る時間を確保しなきゃ!という気合で集中して解いていけます。

パート6と7は、英語の長文早読みに慣れる必要があります。
設問で、「この文は本文中のどこに入るでしょう?」というのがありますので、その文は先読みしておいて、文脈にピタリと当てはまる適切な場所を探します。
それ以外の設問は軽く目を通す感じで、設問の中にキーワードがあれば頭に入れて、それについて触れられている箇所を探しながら読みます。

長文読解でお勧めの私流テクニックは、小さな声で音読することです!

長文になればなるほど、黙読だと読んでいる内容がどうも頭に入ってこなくて。
口を動かすことで、集中力が格段に上がると思います。

声に出して読むといっても、口をパクパクさせている程度で、周りにほとんど音は聞こえないので、注意されたことはありません(笑)。

あとは、精神面で、今回はこの点数を取る!という意気込みも大事かなと思います!
日めくりカレンダーとかもいいかもしれません。私はずぼらなので作りませんでしたが(笑)。
試験まであと何日!というのは常に意識していて、当日に向けて体調を整えるように努力していました。

試験当日に気を付けることは?

先にも述べましたが、頭が冴えた状態で受験できるように、試験開始3時間前には起床します。
持ち物としては、パスポートと、受験料振込済みの証明になる、deposit slipを忘れずに持っていきます。

会場の机上には、消しゴム付き鉛筆が2本用意されていますが、自前の消しゴムを持ち込むことが可能です。お気に入りの消しやすいものがあれば持っていきましょう!
その他の鉛筆や時計等は持ち込み不可です。

そして万全の体調で臨めるように、早めに試験会場のSMEAGキャピタル校に着いて、お手洗いを済ませておきましょう。
トイレットペーパーは備え付けのものがない可能性もあるので、持参した方がいいです。

受験中にお手洗いに行けるかどうかは、、試したことがないのでわかりません。すみません。
でも、試験を受ける教室内にお手洗いがあった気がします。
いざという時は、手を挙げて試験監督に相談してください。

英語に関連して、今後のビジョンはありますか?

TOEICは、スピーキングや面接なしのマークシート方式で、聞き取りと読解の力を鍛えるのが私に合っていたから高得点が取れただけでして、会話力、とりわけ論理的な話し方という面でアウトプットはまだまだ苦手です。

よく言葉に詰まりますし、話している時に自分の間違えや癖に気付くことが多々あり、時間があれば発音矯正などの授業を受けたいと思っています。

また、昨年から父がアメリカのニュージャージー州にいますので、アメリカの文化に触れ、表現の幅を広げるブラッシュアップのために、今年も春と秋に数週間ずつ滞在したいと思います。


Ayakoさん、インタビューに答えてくれてありがとうございました。
これからも英語の勉強頑張ってください!

最後に、当校のTOEICサポートについてのお知らせを一つ!

スターゲートでは、月に二回ほど、無料のTOEIC模試を実施しています。
TOEICコース以外の生徒さん、今までTOEICを受けたことのない方も大歓迎です^^
最初のリスニング(45分)だけ受ける、というのもokです。

模試の翌週の放課後には、アカデミックマネージャーによるTOEICレビュークラスも開講しています。
模試のひっかけ問題や難解な設問について、分かりやすく解説してもらえます。
これも無料です。
(※参加者が4名以上いることが、レビュークラスの開講条件です。)

マネージャー&講師一同、TOEICや英語力ステップアップを目指す方々の力になりたいと思っています!
なんでも気軽にご相談くださいね。