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スターゲートは「標準規則」の学校

フィリピン留学の学校規則

スターゲートは、安心して学べる環境を保つために「標準的な規則」を採用している学校です。
全寮制の共同生活をスムーズにするため、必要最低限のルールを設けています。

①セブ島の学校規則のタイプ

フィリピン・セブ島の語学学校は、大きく分けて3つの規則タイプがあります。

生活スタイルや自由度が大きく異なるため、留学前に自分に合った規則タイプの学校を選ぶことがとても重要です。

スパルタ規則

  • 平日の外出禁止や義務自習時間の設定、やや重めの罰則など、厳しい管理スタイルを採用している学校です。
  • 一部の韓国系の学校で採用されていることが多く、日系の学校ではあまり見られません。
  • 生活の自由度は低くなりますが、その分、強制的に学習時間を確保しやすいです。

標準的な規則(スターゲートもこのタイプ)

  • さほど厳しくはありませんが、門限や寮内での飲酒禁止など、勉強に集中するための最低限の規則がある学校です。
  • セブ島の学校の半数以上がこのタイプで、スターゲートも該当します。
  • 日本人以外の外国籍の生徒が在籍する学校では、規則がまったくないとトラブルに発展しやすいため、その点を踏まえて適切なルールを設けて運営されています。

規則なし・緩い学校

  • ほぼ規則がなく、完全に自由に生活できる学校です。
  • 一部の日系校で採用されており、韓国資本校などで採用されていることは稀です。
  • 自由度が高い分だけ生活リズムは崩れやすく、トラブルリスクも増える傾向にあります。
複数人部屋での留学生活イメージ

複数人部屋での留学生活イメージ

②各規則のメリット・デメリット

規則タイプ メリット デメリット
スパルタ規則 ・学習量が強制的に担保される
・生活リズムが固定化しやすい
・誘惑が排除される
・心理的にも肉体的にも負荷が高い
・息抜きが難しく中長期では疲弊しやすい
・大人の生徒とは相性が悪い
・親に留学させられている中高生をみるケースもある
標準的な規則 ・学習と自由のバランスが良い
・生活トラブルが発生しにくい
・幅広い学生層と相性が良い
・自主性が弱い学生はサボる余地がある
・“中途半端”と感じる層も一定数いる
・学校の運営次第で秩序にムラが出る
規則なし・緩い学校 ・自由度が非常に高い
・完全に自律している生徒には向いている場合がある
・生活リズムを崩しやすい
・トラブルリスクが高まる
・学習成果に個人差がより出やすい

③各規則で起こりがちなトラブルと不満

スパルタ規則のトラブル例・不満

  • 真面目な日本の社会人が、日本人比率の低さや厳しい環境を求めて韓国資本のスパルタ校を選んだものの、実際には「親に留学させられている」やる気の感じられない他国からの中高生も多くいて、事前に抱いていたイメージと大きく異なっていた。
  • 食事が想像以上に合わず、外食したかったが、平日は外出禁止のため叶わず、食事面で大きなストレスとなった。
  • 強制的な単語テストの時間自体は有効だと感じたが、自分が持参した日本語解説付きの単語帳のほうが学習しやすいと感じた。

標準規則のトラブル例・不満

  • (運営がうまくいっていない学校では、)規則が適切に運用されない。
    たとえば門限を何度も破るルームメイトが深夜に騒がしく帰宅しても、本来の罰則が適用されず、改善されなかった。

規則なし・緩い学校のトラブル例・不満

  • 外国人ルームメイトが深夜に帰宅したり、寮内でお酒を飲んで騒いでいても、学校側が「規則がないので注意程度しかできない」としてほぼ対応してくれない。
    ルームメイト本人に伝えても改善されず、学校は完全にノータッチになるケースも。
スターゲートの食事

スターゲートの食事例
(留学生活は食事も大事)

④スターゲートの主な学校規則

スターゲートでは、快適で安全な環境を守るために、主に次のような規則があります。

門限

平日23時/休前日25時。
学校運営上のルールであり、「この時間内なら深夜でも安全」という意味ではないのでご注意ください。

無断外泊の禁止

安全管理の都合上、宿泊状況を学校側で把握できるようにするための規則です。

飲酒・喫煙ルール

学校建物/寮内での飲酒は禁止です。
喫煙は1階の喫煙所のみ可能です。

異性の部屋への出入り禁止/部外者連込禁止

トラブル防止と生活環境の健全性を守るための規則です。
部外者を学校や寮の建物内に連れ込むこともできません。
親族等が日本から遊びに来られる場合は、事前にご相談いただきますと共用スペースなどでお会いいただけます。

講師と2人きりで校外に出ることの禁止

関係性の誤解や、トラブルを避けるために設定されています。

すべての規則をご覧になりたい方は、「Stargate 学校規約」に掲載しています。

⑤どんな人が「スパルタ校」や「自由な学校」を選ぶべき?

スパルタ校を選んでもいい人

ほとんどの方には、スターゲートのような標準規則の学校がおすすめですが、中にはスパルタ規則の学校にするべきか悩まれている方もいらっしゃると思います。

スパルタ規則で悩むような真面目な18歳以上の方であれば、標準規則の学校でも留学期間中は十分に勉強に打ち込めるはずです。

一方で、中高生の親御様で「スパルタ規則の学校のほうが安心できる」と感じる場合や、まだ若く、自分をとことんまで追い込んだほうが学習効果が高い方であれば、スパルタ式の学校を検討する価値はあると思います。

自由な学校を選んでもいい人

規則のない自由な学校は、一見すると魅力的に感じられるかもしれません。
しかし、これまで見てきたように、多国籍の生徒が共同生活を送る学生寮では、ある程度の規則があったほうがトラブルを未然に防いだり、スムーズに解決できるケースが多くあります。

そのため、どうしても自由な学校を希望する場合は、自己管理ができる大人であることを前提に、1人部屋を選ぶ、または複数人部屋を希望する場合は全員日本人、もしくは生徒の大半が日本人である学校を選ぶほうが、トラブルへの対処がしやすく安心です。

まとめ

スターゲートは、厳格すぎず緩すぎない「標準的な規則」を採用しています。
学習に集中しながらも、生活の自由が確保されたバランスの良い環境なので、初めてのフィリピン留学でも安心して学べる規則の学校だと思います。

卒業式の集合写真