セブ島Stargateは講師の授業品質を毎月徹底チェック

Stargateでは、入社後の講師トレーニングと、毎月のヘッドティーチャーによる講師の品質チェックを組み合わせて運用していて、講師の継続的な成長と授業品質の安定化を図っています。
学生にとっては「どの講師でも外れがない」を、講師にとっては「成長が可視化される」環境の実現を目指しています。
①毎月、作成される講師の評価表(毎月4つの領域を数値化して評価)
毎月1回、以下の4領域を数値化して総合評価(100点満点)しています。
| 評価領域 | 配点 | 概要 |
|---|---|---|
| (a) 勤怠・勤務態度 | 40 | 遅刻・欠席、口頭注意・書面警告などの発生状況を減点方式で評価 |
| (b) 生徒アンケート | 20 | 在校生への月次アンケート(母語回答→英訳)を集計 |
| (c) 筆記テスト | 20 | 英語の文法・語彙・記述力を測定 |
| (d) 授業観察 | 20 | ヘッドティーチャーが1コマを通し観察し、授業品質を確認 |
| 合計 | 100 | 月1回、管理者ミーティングで情報共有 |
補足
※ (c) は8月など最繁忙期には実施しない場合があります。
※ (d) はピークシーズン中は、新任講師を中心に実施して全員を対象としない場合があります。

(a) 勤怠記録、勤務態度評価
40点満点。
1か月分の勤怠記録や勤務態度評価を集計します。
遅刻、やむを得ない事情以外の急な欠席、勤務中の口頭注意・書面警告などがあれば減点します。

(b) 生徒による講師評価アンケート
20点満点。
毎月、在校生に対しランダム抽出で講師評価アンケートをお願いしています。
また、アンケートフォームは教室フロアに置かれているので、希望する生徒はいつでもアンケートに答えて管理者に提出できます。
生徒は日本語や中国語など母国語で回答し、英訳したデータを用いて集計します。
おおむね高評価が多いのですが、否定的フィードバックがあればスコアに反映します。また、アンケートに書かれた内容を月次の評価シートに文章でも反映します。


(c) 英語の筆記テスト
20点満点。
毎月、講師への英語の筆記テストを実施して、文法・語彙・記述力等を測定します。
主にTOEIC模試から、繁忙期やオフシーズンなどの時期を考慮して、50~100問程を抜粋して使用しています。
(8月など最も忙しい時期には実施されない場合があります。)

(d) ヘッドティーチャーによる授業観察

20点満点。
月1回、各講師の50分授業を通しで観察し、授業設計や運用、学習者の発話促進状況などを確認します。
(ピークシーズン中は、新任講師を中心に実施して全員を対象としない場合があります。)
評価項目
- 発音・イントネーション
・明瞭でナチュラルな英語の発音ができているか?
・不自然なクセや母音の伸ばしすぎなどがないか? - 授業時間の構成・バランス
・50分間の授業において導入・練習・まとめの流れがあるか?
・生徒の発話と講師の説明のバランスが取れているか?(例:生徒発話 60〜70%が理想)
・タイムマネジメント(雑談が長すぎない、無駄な時間がない) - 生徒の発話量
・3つの詳細項目があります。(省略) - 質問対応力・指導力
・3つの詳細項目があります。(省略) - 教材活用・応用力
・3つの詳細項目があります。(省略) - 英語の文法・語彙の正確性
・2つの詳細項目があります。(省略) - 生徒への態度・モチベーション管理
・3つの詳細項目があります。(省略) - 教育者としての成長意欲・対応力
・3つの詳細項目があります。(省略)

授業観察後にヘッドティーチャーの個別面談
観察後は該当講師とヘッドティーチャーが個別面談を実施します。
授業評価の説明に加え、改善が必要な点があれば具体的な指導を行います。
さらに、授業に限らず、一般講師がヘッドティーチャーに業務全般を相談できる機会としても機能しています。

②月1回、管理者ミーティングで情報共有
月1回、教育部門の管理者ミーティングを実施し、評価表に基づいて講師に関する情報を共有しています。
日本人職員、アカデミックヘッド、3人のヘッドティーチャー、人事担当者が参加し、講師の状況を可視化したうえで、配置・指導・研修計画に反映しています。
これにより、クラス品質の安定と、継続的な改善サイクルの構築を図っています。

③まとめ
Stargateでは、講師に対して毎月の品質チェックを行い、「勤怠・態度」「生徒からの評価」「英語の筆記テスト」「授業観察」の4つの観点から多面的に評価しています。
これらを数値化し、講師への個別面談や管理者ミーティングでの情報共有を通じて、具体的な改善につなげています。
生徒の皆さまには、いつ受講しても安定した授業を提供し、講師には自分の成長がわかる指標とサポートを用意することで、「外れのない授業」と「成長が見える環境」の両立を目指しています。



