セブ島語学学校Stargateの「講師採用と徹底トレーニングの流れ」

Stargateでは、英語力だけでなく「伝える力」と人柄を重視して講師を採用して、入社後もトレーニングを行っています。
本記事では、講師の採用から継続的なトレーニング、そして品質管理に至るまで、その全体像をまとめました。

① 採用開始
フィリピンの主要求人サイトや、大学の就職フェアで講師の募集を行います。
また、既存講師や職員からのリファラル(紹介)経由の応募も多く、校風に合った人材の確保に寄与しています。


② 書類審査
応募者には履歴書を提出してもらい、書類選考を行います。
主な対象は、以下のいずれかに該当する方で、経験や資格も考慮して多面的に評価します。
- 英語教育の実務経験者
- 教員免許保持者、英語関連学科卒
- 外資系コールセンター等での英語実務経験者
- 大学卒または卒業見込で、講師適性が見込まれる者

③ 筆記試験
リーディングとライティングを中心に、文法・語彙・記述力を評価します。授業設計の基礎となる言語能力を確認します。

④ デモクラス試験
日本人職員などが生徒役となり、応募者にマンツーマンのデモ授業を実施してもらいます。
教え方の構成や、説明力、板書や教えているときの視線やジェスチャーなどを確認し、未経験者の場合は適性を重視して評価しています。

⑤ 面接
英語の発音や説明のわかりやすさを確認するとともに、予想される通勤手段・時間、人柄やホスピタリティ、成長意欲を重視して面接します。

⑥ 仮採用
総合評価に基づき仮採用を決定します。(以降のトレーニング評価も本採用の判断に反映されます。)

⑦ 入社後トレーニング
最低2週間の初期研修を実施しています。必要に応じて期間を延長し、授業設計や教え方の確認、使用教材の習得をします。

⑧ マンツーマン授業の担当開始
はじめは限定された教科書で、できるだけ少ないコマ数から担当していきます。指導品質の安定と負担調整を図ります。

⑨ 継続トレーニング
担当可能な教科書やレベルを段階的に拡大していきます。講師の負担に配慮して、オフシーズンや空き時間を中心にトレーニングを行います。
ブログ:【講師トレーニング再開】オフシーズンに取り組むスターゲートの授業品質向上への取り組み

⑩ 本採用
入社から約6か月後に本採用を決定します。
Stargateでは、この時点まで要件を満たしている希望者は全員、正社員として採用します。

⑪ 本採用後の継続トレーニング
引き続き担当教材の幅を広げ、段階的にTOEIC・ビジネス英語の指導にも対応できるよう鍛え上げます。より経験を積んだ高評価の講師は、グループ授業も担当するようになります。

⑫ 毎月のヘッドティーチャーによる品質チェック
月1回、以下を数値化し総合的に評価します。
詳しくは、「セブ島Stargateは講師の授業品質を毎月徹底チェック」をご覧ください。
- (a) 勤怠記録(出欠遅刻など)・勤務態度(口頭注意など受けていないか)
- (b) 生徒による講師評価アンケート
- (c) 英語の筆記テストの結果
- (d) ヘッドティーチャーによる授業観察(月1回、1コマの授業内の全てをヘッドティーチャーが監視)

ヘッドティーチャーの個別面談で改善
課題が見つかった場合は、ヘッドティーチャーが個別面談で改善を支援します。仮採用期間中に問題が改善されない場合は本採用に至りません。
また、本採用後も、このヘッドティーチャーによる品質チェックは続きます。

まとめ
Stargateでは、学歴や資格も考慮しつつ、ベースとなる英語力や人柄を最重視して採用しています。
入社後は体系的な講師トレーニングと月次の品質チェックを実施して、講師の成長と授業品質の安定化に努めています。
受講生とっては「どの講師でも外れがない」状態を、講師には「成長が可視化される」環境を提供することを目標に運営しています。



