マンツーマンコース　勉強集中1人部屋　1週間

留学前の、お仕事や経歴について

消化器内科医として働いて6年目になります。

2年前に医者として働きながら大学院に入り、英語の論文を読む機会が増え、自分の研究内容を考える時にも英語が必要になってきました。
また、時々海外で行われる国際学会に出る機会があるのですが、外国の方たちに向けて英語でプレゼンテーションをしなくてはいけなかったり、職場の研究室に外国の著名な先生を招いて講演をしていただく機会があった時などに、英語で話されるので語学力的に理解するのが難しいことなどがあり、英語の必要性は常々感じていましたが、大学院に入ってから今まで以上に感じるようになりました。

それ以外にも、以前の勤務先である病院が海軍病院の近くにあったので、海軍病院から外国人の患者さんが送られて来ることもあり、外国人を英語で診察しないといけない機会がありました。

日本人以外の患者さんを診察する時には、どうしても意思疎通のために英語が必要になってくると感じていました。

海外での英語留学を検討するようになった理由

一番のきっかけとしては、論文を読むようになってから専門用語が分かるだけでは文法的に分からないことも多く、論文を読むことに時間を取られてしまい、研究や仕事に差し支えることが多くなったということです。

また、今年に入って日本で行われた国際学会で自分の研究分野を発表する機会があったのですが、外国の研究者の方たちと討論をした際に、自分が意図する意見を伝えようとしても表現的に習熟度が足りないと思いました。
そんな中、今回ちょうど夏休みがとれたので留学を決めました。

フィリピン留学について知り、興味を持ったきっかけ

友人がフィリピン留学を経験していて、SNSにアップしたりもしていたのでそれを見ていました。

フィリピン、セブを留学先として選ばれた理由

今回、私は一週間留学の予定だったので、短期留学先として欧米を選んでしまうと、移動時間がかなりかかるので時間の無駄が多くなると思いました。フィリピンは日本から近くて時差も1時間しかないので、日本に帰って仕事に戻る時に時差の影響を受けないことや、コストが安いことも決め手になりました。

また、フィリピン留学について調べた時に、英語を公用語とする国の中でフィリピン人が世界で3番目に英語を話す人が多いことや、アメリカの企業GlobalEnglishが2013年に行った78ヵ国137,000人の非ネイティブの英会話者を対象にしたビジネス英語力世界ランキングでフィリピン人が1位だったという記事を見て、フィリピン人の英語の能力は客観的に保証されていることを知りました。

フィリピンでは趣味のダイビングをすることもできるので、それも良いと思いました。

学校の決め手について

俺のセブ島留学というサイトをネットで見て、学校一覧の中から、Stargateが新しくオープンするという記事と、Cebu Englishの情報を見ました。Cebu EnglishのサイトのStargateの施設紹介ページも閲覧し、新しくて雰囲気が良さそうだなと思いました。また、Essential Grammar in Useという参考書を個人的に購入して勉強を始めたところだったのですが、Stargateではこの参考書に沿ったグラマーの動画授業を受けることができるということを知り、動画を見ながら勉強を勧めたいと思い、Stargateへの留学を決めました。

学校に対する満足度は？（1～100点で）

95点。
一週間という短期での留学でしたが、入学日の午後から授業を受けることができたのが良かったです。

授業や先生について印象に残っていること

中高の受験英語は経験していますが、授業として英語を外国人の先生から体系的に受けるというのは初めてだったので、日本語で英語を考えるよりも英語で英語を考えた方が会話がしやすいというのを今回はじめて実感しました。

また、日本にいる外国人の友達とは違い、相手が先生なので会話が流れていかず、言いたいことをキャッチアップしてくれたり、うまく言葉が出てこない時にも待っていてくれて、そこを補うように会話を誘導してくれるので英語のトレーニングになりました。

フィリピン人講師の発音や教え方について

発音の訛りは気になりませんでした。中学の時のALTの先生がイギリス英語で高校の時はアメリカ英語でしたが、フィリピン人の先生はどちらの国の発音も教えてくれました。
フィリピン人の英語はむしろネイティブの方たちの英語よりも聞き取りやすかったかもしれません。

先生たちがみんなフレンドリーで、生徒が萎縮してしまわないように時々、質問も投げかけてくれます。発音する時の口の形や舌の位置なども教えてくれたりと、自分で勉強するだけでは分からないところを矯正してもらえたと思います。

他生徒（外国人生徒・日本人生徒）との共同生活について

一言で言うと、楽しかったです。

今回、勉強集中1人部屋を利用しましたが、完全な1人部屋ではなく、リビングなど共有スペースがあったので隣の部屋の学生さんといろいろな話をすることが出来て、部屋に帰っても寂しくありませんでした。

完全な1人部屋では、授業で分からないことがあったりしても周りと共有できなくて辛い思いをするかもしれませんが、リビングやダイニングルーム、ラウンジなど、交流の場があったことが良かったです。

生徒さんたちの顔やバックグラウンドも知ることができて、人数もちょうどよかったと思います。お互いに情報を共有したり、高め合える部分もあり、目的を一緒にする方たちと共同生活を送れたことは良い経験になりました。

中国人の生徒さんもフレンドリーで、時々話す機会がありました。ネイティブスピーカーではない国同士で英語で意思を伝えるトレーニングになりました。

寮生活(部屋設備や食事)について

建物も綺麗だしご飯も美味しかったです。学校のロケーションも良かったと思います。

フィリピン・セブ島について

東南アジアでは、インドネシアやシンガポールなどには行ったことがありますが、フィリピンは今回が初めてでした。

もともとダイビングに行きたいと思い検討したことはあったので、セブに到着した翌日にはオスロブ島に行き、ジンベイザメと泳いだりスミロン島でウミウシを見たりしました。
海も綺麗だし、ダイビングの価格も日本よりはるかにお得で至れり尽くせりで、この金額でこのクオリティーのダイビングができるというのはすごく良いなと思いました。

アヤラモールもとても都会的な印象を受け、ショッピングをしたい人でも楽しめると思います。

デメリットとしては、やはり少し治安が悪いところもあり、ストリートチルドレンを見かけたりしました。学校自体は治安の悪い地域からは離れたところにあり、交通量が多い道からも離れているので、空気も街の中心よりは良いと思います。
ロケーションが良いので、セブのデメリットを感じずに過ごすことができると思います。

私はインドにも行ったことがありますが、フィリピンはインドよりははるかに治安が良いと思いました。

フィリピン留学の費用対効果は？

3食食事が提供されるので料金的にもお得ですが、自炊をしたりする時間を削って勉強に集中することができるというところがとてもポイントが高いと思いました。

欧米留学よりも安くて移動時間も短いので、私のように短期でしか休みが取れないビジネスマンでも留学することができるので費用対効果はとても高いです。

日本で英会話教室に通うよりも、まとめて休みが取れた時にフィリピン留学を選択する方が絶対に良いと思います。

留学を終えて、今後のプランは？

今後も日常的に英語の論文を読まなくてはいけないので仕事で役立つと思います。また、年明けにアメリカに学会の発表に行く予定があり、今回は先生たちに事前にそのことを伝え、発音を優先的に直していただいたのでそれを継続していきたいです。

今までは外国の方と話す時に自分の英語が不安で黙ってしまうことが多かったのですが、今回の留学で、難しいことも簡単な単語に言い換えて意思を伝えるという練習がたくさんできたので、今後に役立てていきたいです。

フィリピン留学を検討している方にアドバイス等

学校を選ぶ際に英語の先生のレベルや授業内容などももちろん重要ですが、今回私が日本資本の語学学校を選んだ理由として、食事は日系のレストランで修行をしてきたシェフが用意しているという点が大きかったです。日本人が海外で生活するにあたって食事や文化の違いで困ることがあると思いますが、英語を勉強しに来たにも関わらず、英語以外の部分がネックになってしまうと勉強に差し支えてしまうと思います。

Stargateでは事務に日本人スタッフがいるので、分からないことも日本語で質問できたので意思疎通がうまくいかなくて困るということもありませんでした。
こうした授業以外の学校の環境などを事前に調べて学校を選ぶこともポイントだと思います。